メモと思考のためのICTの活用 新説情報リテラシ-11章

新説情報リテラシ11章 (まとめ中)

情報リテラシ教育の在るべき姿について

参考書の11章を読んで自分の解釈を作成し,理解をまとめましょう

11章 情報リテラシ教育の在るべき姿

情報のマネジメントサイクルから学ぶ

情報のマネジメントサイクル = (入力・処理・出力) をくりかえす

情報発信は形のないモノづくり

会話もサイクルだが,言葉が,意図せず,人を傷つけることがある。

  • 話す前によく考える。
  • 送信する前にもう一度読み直す。
  • 相手の発言の意図を理解できたか
  • 自分の思いを伝えるために適切な言葉を選べたか
  • 自分の発言によって影響を受ける人を認識できたか

入力した材料情報は適切か?

情報加工は適切か?

出力する相手や方法は適切か?

言いっぱなし,書きっぱなしを戒めること

新鮮な素材と正しいレシピ,そして情報リテラシ

すぐれた情報発信に必要なこと

  • 新鮮な材料情報

    目利き力をつけよう

  • 正しい情報の加工方法

    お手本は,書籍やネットに,いくらでもある

  • 情報リテラシ

    適切な出力スキルは,良質な入力に数多くふれること

    反面教師もある

優れた情報発信

  • 相手を思いやる心を持ち,
  • 多様な受け手がいることを認識し,
  • 言葉を選んでいる

思いやりのもてなしの心であふれるマザーテレサの言葉

思考に気をつけなさい,それはいつか言葉になるから

言葉に気をつけなさい,それはいつか行動になるから

行動に気をつけなさい,それはいつか習慣になるから

習慣に気をつけなさい,それはいつか性格になるから

性格に気をつけなさい,それはいつか運命になるから

わがままの押しつけか,思いやりのもてなしか

相手の気持をさっすることは難かしい

  • 異なる環境,経験,知識,技能
  • 一つの言葉が異なる受取り方をされる

言葉を交すことで,互いを理解し合うことができる。これは繰かえし。

情報発信は,マネジメントサイクルでなければならない。

ソーシャルメディアは情報発信に適している

出力に対するフィードバックという入力

気づき合い,学び合いのマネジメントサイクル

情報発信は,気づき合い,学び合いのマネジメントサイクル

情報が持つ意味を考える地アタマ力を養う

抽象的な言葉には,無数の具体的な意味がこめられている

伝える側が,多くの具体的意味をこめている

聞く側は,言葉の背後にある思いを推測すること

ひとつひとつの言葉の意味を噛みしめるように確かめる

考えてから話す,聞いた話を咀嚼する

  • (s-:) アウトライナーで粗筋を組み立てる
  • (s-:) アウトライナーで批判的に読み,理解を作る

ITに偏らない多様な情報対応力を身につける

  • 対面だからこそできる真摯に聞くこと
  • 体験してはじめてわかる人の喜びや悲しみ
  • 人間力にこだわるリッツカールトンとディズニーランドの凄味
  • なんの偏見もなく自分の頭で答えを出すという難しさ
  • 限界を知っているからこそ使いこなせるIT

情報発信における品質保証と文責意識を形成する

  • 言いっぱなし,聞き流しがもたらす思考力の喪失
  • いい加減な伝聞に振り回される人々
  • 極大と最大を区別しない予言予測のいい加減さ
  • 発生確率を表現する話し方
  • 自分の発信に責任を持つという意味

ハウツーではなく考え方重視による陳腐化しない IT リテラシへ

  • ITリテラシ教育がITリテラシを低下させるという矛盾
  • ハウツー重視の教育が抱える限界と問題

Author: suzuki@iwate-u.ac.jp

Created: 2022-11-28 月 05:21

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