Table of Contents

1 図で考える。シンプルになる

自分の考えをメモする練習をして,考えることとメモの関係について考えて みましょう。

1.1 思考を磨きあげる7つの図

  1. 交換の図 :: 関係を掴む
  2. ツリーの図 :: 構造化する
  3. 深掘りの図 :: 分解する
  4. 比較の図 :: 異なりを意識
  5. 段取りの図 :: プロセス化
  6. 重なりの図 :: 共通部分を取り出す
  7. ピラミッドの図 :: 階層化,上下間の関係

1.2 僕が『図で考える。シンプルになる。』を書いた理由のまとめ

1.2.1 共通言語を広めたい

  • 職種や年代、異なる文化が混ざり合っていくには、共通言語が欠かせない
  • 共通言語には「図」がちょうどいいんじゃないか
    • 論理的でいて
    • 適度に直感的。
    • 手書きやPowerPointで十分
    • こうしたバランスがとてもいい。

1.2.2 主張

図がおもしろいのは、思考ツールであり、コミュニケーションのツール(プレ ゼンツール)でもある点です。 2つのツールの組み合わせであることが図の利点。

今回書いた本では、あえて思考ツールの側面に重点を置きました。根幹に あるコンセプトは明確です。 「図は、プレゼンツールである前に、思考ツー ルである」

1.3 基礎トレ

  1. 図に慣れる
    • 四角と矢印
    • ツリーの図
  2. モノゴトの関係を見抜く
    • 関係をつかむ,
    • 交換の図
  3. 詳細をヌケモレなく,つかむ
    • 構造を捉むため
    • ツリーの図を使う
  4. ナゼ・ドウシテを突き詰める
    • 要因を捉むため
    • 深掘りの図を使う
  5. モノゴトを比べる
    • 立ち位置をつかむため
    • 比較の図を使う
  6. 流れを考える
    • 手順を捉むため
    • 段取りの図を使う
  7. 組み合わせを意識する
    • コンセプトをつかむため
    • 重なりの図を使う
  8. 方向性を決める
    • 方針をつかむため
    • プラミッドの図を使う

1.4 7つの図を使ってみよう

本の中の問題を実際に解いてみて, 図で考えることについて,考えてみましょう。

Author: m

Created: 2018-12-09 日 07:19

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