メモと思考のためのICTの活用

放送大学 面接講義 (岩手 2022,2020, 2019, 2018) - masayuki054's diary

0 序

配布資料 (USBメモリ)

  • USB メモリの ict フォルダに以下のものが入っています:
    • この文書 (story.html)
    • 利用するサイトへのリンク (links.html)
    • 文書やマップのタイトルとリンク (docs.html)
    • Maps フォルダ, i_maps フォルダ マインドマップが入っています。
      • 拡張子が .xmind のものは XMind で開けます
      • 拡張子が .pdf のものはPDF文書です
      • 拡張子が .html のものはウェブブラウザで開けます
      • それ以外は,(タブン) 画像です
    • docs フォルダ 解説文書が入っています

ご自分のUSBメモリをお持ちでしたら,コピーして,ご自分のものをお使いく ださい。

参考サイト

講義の概要

ねらい

知的な 情報の 処理の 実践的な 演習

ICT技術

  • 人とコンピュータとインターネットが協調するためのデジタル技術

思考技術

  • 考えるためのフレームワーク(枠組み)
    • 考えるための基本操作がある
    • 考えるための幾つかの方法や態度がある
    • 考えるための7つのステップがある
    • 考え続けるための方法がある

情報リテラシ

  • 情報リテラシとは,ICT技術と協調した思考技術のこと

聴講のし方

講義の前半で、メモと思考のためのツールを紹介します。講義内容をメモし、 考えながら受講してください。

講義を通して,いろいろな考え方を紹介し,私の理解や参考資料をお見せしま す。 一緒に考え,自分の理解や考えをメモにまとめてください。

  • 手書きのメモでもかまいません,できれば,章ごとに一枚の紙を使って,マ インドマップ形式のメモを描いてほしいです。

    最初は紙と色鉛筆で手描きで,なれてくれば XMind 2020 を使ってみましょ う。

    講師のXMindマップをダウンロードして,それに追加や編集を加えるのも推 奨します。

  • 2時限目にマインドマップを描くためのアプリ XMind の説明をします。 XMindを使ってメモを作成してほしいです。
  • アウトライナーを使うのもお勧めです。XMindのアウトライン機能を使いま しょう。

    参照資料をコピペして,構造化して,自分のメモを作成する方法 はお勧めです。

講義の最後に,自分の講義メモを振り返り,見直し・修正し,自分の意見・感 想を書いて,レポートとして提出してください。

確認事項 インターネット関連

ブラウザ

Google Chrome ヘルプ

初めてのChrome:インストールと初期設定、基本的な使い方

  • Google Chrome を動かしましょう
  • Google にログインしましょう: https://google.com

Googleアカウントの確認

学生番号@campus.ouj.ac.jp があなたの Google ID です。

Googleにログインし,メールを確認しましょう:

Google ドライブを使ってみよう

自分のマイドライブ (https://drive.google.com/drive/my-drive) に

  • 「メモと思考のためICTの活用」という名前のフォルダを新規作成
  • そのフォルダの共有設定する
    • フォルダを右クリックして,メニューから,「共有」を選ぶ
    • 講師 (msyk054@gmail.com) を招待してください
      • このフォルダをレポート提出に使います *。

講義での共有フォルダ

1. わかるとは

  • 「わかる」ことは,心や脳が行なう思考の目的 理解について考えた_imap.pdf
  • ある概念が「わかっている」,とは
    • 自分または他の人に説明するために,
    • 必要な言葉が思い出され,
    • その言葉を用いた適切な説明ができる
    • 用いた言葉についてもわかっている

わかるとは,どういうことか

筑摩書房 「わかる」とはどういうことか ─認識の脳科学 / 山鳥 重 著

  • ./Maps/わかるとは.xmind (読書ノート,本の章立て)
    • 思考の方法,メモの取り方,検索方法,の拠り所
    • 心象と記号と記憶
    • いろいろな記憶
    • わかるとは
      • 心象間のつながりができ,記憶と心象の篩の網目ができる
      • 知覚により,記憶の網の目が,心象として現われる
    • いろいろなわかり方がある

1.5 放送大学のPCの使い方

./Maps/放送大学のPCの使い方.xmind

2-Mindmapアプリ

XMind 2020

XMindを使いながら,XMindの使い方とマインドマップの作り方を学び, 学んだことをマインドマップにまとめましょう。

下記のサイトを読んで,使い方を確認しましょう:

dynalist (2022年度は省きます)

ブラウザで Dynalist を動かして,下記サイトを見ながら,Dynalist を 使ってみましょう。

使い方をDynalist でまとめましょう:

下記のサイトも参考にしてください:

XMindをアウトライナーとして使うことも可能です:

XMind をアウトライナーとして使う方法

  1. アウトライン・モードを選ぶ
  2. マインドマップのテーマやノードが項目になります
  3. テーマやノードからのブランチが字下げになり,
  4. 同じレベルのブランチ・ノードが箇条項目になります。

3-関係を見る・作る

抽象化と詳細化

抽象化とは ((s-:)) の理解

講師 ((s-:)) は,プログラミングで抽象を体得しました。

suzuki@cis.iwate-u.ac.jp 抽象化のための手続き

  • 複合
  • 関係
  • 抽象

抽象化と詳細化は,すべての思考活動の基本操作であり,思考過程のメモであ り,思考結果(知)の素片だと,((s-:))は考えています。

抽象化とは.xmind (課題)

「抽象化とは」について,マインドマップを作成し,レポート提出してくださ い

図的思考

図的思考は,あるテーマについての説明を,登場する物を明示し,それらの間 の関係を簡潔に明示する (by ((s-:)))

4-情報リテラシーと思考とメモ

  • 「わかる」ことは,思考の目的で,
  • 情報リテラシーは,ICTを利用して「思考する」ことで,
  • メモは,思考の記憶です。

「わかるとは」について考える

筑摩書房 「わかる」とはどういうことか ─認識の脳科学 / 山鳥 重 著の読 書メモです:

  • ./Maps/わかるとは.xmind 読書ノート

    • このマップを読んでわかるとはについて考えてください。
    • マップのシートの中に「本の章立て」があります。全て展開すれば,本の 章,節の見出しが現われます。
    • その見出しについて,理解できるかのアイコンをつけてみてください
    • 理解したことについて,子供ノードに,その内容を書き込んでください。

    書き込んだマップをレポート提出フォルダに(8時限)までに,提出してくだ さい。

メモ

メモとは何か,どんなメモがいいのか,考えましょう。

思考とは

思考とは

思考技術 (思考過程)

メモと思考とデジタルツール 参照

思考の過程は,次の7つののステップからなります:

  • 目的の探索
    • 抽象化と詳細化
  • 情報収集
    • もれなくダブリなく収集
    • 関連性による収集
  • 発想
    • 抽象化
    • 詳細化
    • 関係
  • グループ化
  • 構造
    • 理解するということ
  • 決定
    • 理解したことを知識として取り入れること
  • 表現
    • 第三者

7つのステップのマップを作成し,自分の理解を書き込んでください。

知的情報リテラシー

溢れる情報を読み解き発信する技術のことです。

データと情報と知識の違いを知る,知識から情報へ,情報発信など,思考法と 関連が深いと考えとりあげました。

講師は,「知的情報リテラシー」は「ICTを用いた知的思考」のことだと考え ています。

"新説 情報リテラシー―ソーシャル時代を生き抜くための情報スキル | 杉浦司"

を使って筆者の考える情報リテラシーとは何かを,読み解いていきましょう。

自分の解釈や理解のメモを作成してください。

5-批判的思考とアウトライナ

批判的思考とは

下記のサイトを批判的に読んでまとめを作り,批判的思考について自分の理解 をつくりましょう:

良き市民のための批判的思考

原著を読んでいる時間はないので,下記の要約を読んで理解しましょう。

xmind のアウトライン機能

6-思考を継続するための思考とメモの技術

継続のための技術について,批判的に読み,自分の知識をアウトライナーか マインドマップにまとめましょう。

ストレス対処法

下記サイトを読んで,マップかアウトラインに簡単な理解を作成しましょう:

成功する人の「9のストレス対処法」 | ライフハッカー[日本版]

ストレスを貯めない

7-新情報リテラシー

ビデオを視聴しメモをとりましょう。

紙と鉛筆でメモし,後で,マップにしましょう。

8-講義のまとめとレポート作成

下記のものを Google Drive に提出してください

Author: suzuki@iwate-u.ac.jp 鈴木正幸,元岩手大学工学部准教授

Created: 2022-12-02 金 19:53

Validate